NEWS

ChatGPTを組み込んだデジタルレベニューアシスタントツール「Uberall CoreX」を日本国内で順次提供

最先端のWeb技術を通じて、“カスタマーエクスペリエンス”をマネジメントし、“企業の熱狂的ファン”を創出する株式会社リカバリー (本社/東京都渋谷区、代表取締役/原口浩一 以下当社)は、ローカル検索マーケティングソリューション「Uberall」に「ChatGPT」を組み込むことで生まれた、全く新しいデジタルレベニューアシスタントツール「Uberall CoreX」を日本国内で順次提供します。

GoogleMapsやFacebook、Instagramなど125を超えるオンラインメディアを統合管理する、デジタルマーケティングプラットフォームのUberallは、「ChatGPT」を組み込むことで、顧客に合わせた製品の推奨、キャンペーン情報の提案、予約業務支援、口コミ返信などを提供するデジタルレベニューアシスタント「Uberall CoreX」を提供します。

 デジタルレベニューアシスタントとは、オンラインでのビジネスにおいて、収益を最大化を支援することです。ビジネスオーナーやマーケティング担当者ができないようなテクニカルな作業を行い、ビジネスの成長に重要な役割を果たします。

 「多拠点・多店舗ビジネスでは、何百、何千ものGoogleビジネスプロフィールやSNSからの顧客からの問い合わせに対応することは、大変な作業です。多くの場合、対応しきれずに顧客体験が低下し、事業に悪い影響を与えることになりますが、これらの問題をChatGPTのような次世代AIが解決することができます。これらのソリューションは、カスタマージャーニー上で、購買意欲の高い購入者に適切なタイミングで適切な情報を提供するデジタルレベニューアシスタントチームを持つようなものです。」と、Uberall CTOのAna Martinezは、同社のプレスリリースで述べています。

「UberallのAIメッセンジャーは、私たちにとってゲームチェンジャーとなりました」DEKRAのデジタルマーケティングプロジェクトマネージャー、Letizia Julie氏は、リリースで次のように述べています。「UberallのAIメッセンジャーは、私たちを大きく変えました。特に、受信するメッセージの70%を占める予約リクエストなど、多くの回答を自動化することができました。」

 Uberall CoreXは新たな顧客体験を提供することで、ブランドロイヤリティを向上させ、お客様企業の持続的成長に貢献します。

Uberall CoreXについて

ChatGPTを組み込んだ「Uberall CoreX」は、Google、Instagram、Facebook Messenger、企業サイトなどのオンライン上の顧客体験から収益機会を発見できるよう支援しています。Uberall が考えるいくつかのシナリオを次に示します。

【在庫製品の推奨】
問い合わせを受けたお客様と会話し、もっとも最適な製品を推奨します。例えば、消費者が「ニューヨーク・ブロードウェイの店舗にナイキの女性用サイズ9の靴はありますか」と現地の商品の在庫状況を問い合わせると、在庫のある店舗情報から、もっとも最適な製品をお客様に案内するアシストを行います。現在試験運用中のこの機能は、UberallとChatGPTを接続することで実現し、小売業者は現地に在庫のある商品をオンラインで動的に宣伝することができます。

【キャンペーンや割引の推奨】
地域毎のキャンペーンや割引を促進するようにプログラムすることができます。また顧客の購買意欲を高めるために「限定特典」などのオファーもできます。また、ChatGPTが口コミの返信に対応することで、ロイヤルカスタマーからのリピート購入や、不満のある顧客へ適切な対応が可能になります。

【予約業務を支援】
Google、Messenger、その他のチャネルからのお客様が簡単に予約などを行えるようにします。現在試験的に実施されているこの機能は、Uberallを介して予約システムと接続することで可能となります。リアルタイムの空室状況や予約支援を提供することで、人気の高い顧客チャンネルを判断し、収益の最大化を行います。

【口コミ返信をサポート】
人間のような口コミ返信を提示し、オペレーターの業務軽減を実現します。今年後半にChatGPTを統合することで、ブランドは顧客の口コミに人間のような返答をすることを目指します。「口コミ回答」のAIモデルを訓練することで、顧客の口コミを理解し、適切な返信を提示します。商品・サービスの推奨や、地域限定の特典を織り交ぜることもできます。オペレーターは、返信内容を確認し、必要に応じて編集した上で公開することができます。

当社 代表取締役 原口浩一コメント

Uberall CoreXは日本でも順次実装していく計画です。2023年2月には、Googleも新対話型AI「Bard」が米/英で運用開始されました。UberallはグローバルでGoogle社公認のパートナーであり、ローカル検索領域への新機能のAIモデルの組込み・連携が日本でもいち早く実現されることになります。ローカル検索分野での先駆者であり世界標準のUberallは、Generative AI時代にも適合する日本語圏のサーチエクスペリエンス向上にも貢献して参ります。

Uberallを日本展開する当社はこれまでも、情報検索(IR)や自然言語処理(NLP)領域の知見を活かし、ローカル検索分野

(Uberall)やSERPs分野(EEAT、PAA、F-SNIPPET等)でのサーチエクスペリエンス改善を通じたCX向上を手がけてきました。Generative AIの流行は、自然言語処理の分野だけではなく、今後も益々拡大加速し、プロンプトやAIの出力結果そのものに対してもエクスペリエンス(例:ChatGPT内のSEO)が求められる時代に突入することでしょう。当社は、そのような新たな時代にも適合できるよう、引き続きあらゆる角度からのCX向上のミッションを果たすべきサービス開発を行って参ります。

NEWS一覧へ